オシャレってなに??

某テレビ番組で、渋谷で会った人に個人的なニュースを聞くという企画があった。

 

その企画の中で、思い立って富山県から渋谷に来た女子高生がインタビューされていて、個人的なニュースとしてスケルトンのジャケットを購入したことを話していた。

 

インタビュアー、出演者、番組観覧に来ていた客はドン引き。

 

「いくらしたんですか?」

というインタビュアーの問いに

「一万円した」

と答えるとさらにドン引き。

 

「雨具ではない」

などと皮肉を込めたテロップまで…

 

試着すると、その女子高生は「カワイイ」を連発。

すると「己に可愛いと言い聞かす」とさらに皮肉を込めたテロップ…

 

女子高生はこの雰囲気に対し

「2018年は透明が流行る」

 

それが理解できなかったインタビュアーは、通りすがりの女性に感想を聞くと…

 

「可愛くねぇだろ」

富山県からきたからこんな格好できるんだよ」

「くそダサい」

 

などと一刀両断。

 

多少の口の悪さ、皮肉を込めたテロップは置いとこう。

 

しかし、本当にダサいのだろうか?

 

ここ最近「原宿系」というファッションジャンルが流行している。

 

その代表的なのとして…

などなど…

 

ここでは、りゅうちぇるについて話したい。

 

沖縄県出身の彼は、高校時代から奇抜なスタイルを「カワイイ」と思っており、周りからは批判を受けたり、警察からは何度も職質をかけられたそう。

 

しかし、上京後に原宿系と出会い、アパレルショップの店員としてカリスマ的人気を誇り、テレビや雑誌に出演しまくった。

 

沖縄県に居た頃、彼がここまで人気になると誰が予想しただろうか…

 

「ダサい」と言われようが、何度も職務質問をされようが、自分の良いと思ったスタイルを固持し続け、現在はカリスマ的人気がある。

 

彼ら以外にも「昔のファッションはダサい」と言われ続けたが、2016年ごろから1990年代のファッションが国内外で最注目を受けている。

 

だから…

 

自分が思うに

ダサいを続けたやつがオシャレになる

んだと思う。

 

他人に何を言われようが、自分が良いと思ったスタイルを

曲げずに固持するのは十分カッコイイ。